浮気とわかったら、あなたはどうしたいですか?
- 相手とご主人から慰謝料請求して離婚をしたい?
- 浮気相手ときっぱり別れてもらい、やり直したい?
- 証拠を抑えてから考える。
浮気調査を依頼する9割の方が修復を望んでいます。最終的に決めるのは勿論あなたなのですが、あなたがどうしたいのかをハッキリ決められないのであれば、事実を知ることで答えは出るでしょう。
どちらを選ぶにしても証拠がなければ相手に浮気の事実を認めさせて話し合うことすらできません。
2つの浮気のケース
浮気のケースには大きく分けて2つのケースがあります。
そもそも浮気する理由は、家庭の不満を相談をしているうちに自分の事を理解してくれる相手に惹かれていき、一線を超えてしまうケースが最も多いですね。
この場合は割り切った浮気で、家庭でのストレスのはけ口として付き合っています。浮気はしても家庭を壊したくないという気持ちがあるため見つかる事を恐れています。
浮気相手は割りきった付き合いが出来る行きつけの飲み屋の女性や、同じ職場の女性と不倫関係になるケースが多いですね。比較的年を取るにつれて出会いの場が限れれてきますので、意外に身近な女性と浮気している事がわかっています。
ただ、女性は割り切った付き合いが比較的できません。相手が独身であれば尚更です。不倫相手が必ず奥様のところに帰る事で、自分だけを愛してくれていないという感情が大きくなり独占欲が出てきてしまいます。
関係が長引くことで相手に依存していく確率が高くなり、あなたへの気持ちが離れていきます。
こちらも家庭に不満が有り、浮気相手に家庭にないものを求めているケースです。そしてお互いが、お互いを必要としている為、離婚を考えて一緒になる事を考えています。
証拠を残すことで離婚する際に不利になることもわかっていますので、決定的な証拠を掴まないと苦しい思いをしているあなたが泣き寝入りをして、相手の思うつぼになります。
離婚や修復を考えているなら、早めの決断が必要になります。
まとめ
比較的男性の浮気の場合は浮気相手に依存することは少なく、遊びごころで浮気しているケースが多いので相手と別れさせることで夫婦仲の修復が可能になります。
しかし、元々意志の弱い方が浮気されるので女性に流されやすいのも注意が必要になります。浮気は早期発見早期解決とよく言われますが、浮気調査を煽っている訳ではありません。
浮気問題は感情の問題ですから、相手への感情移入が最も厄介なのです。人の感情を変えていくには時間が掛かってしまうのです。それは、不倫関係が長い2人を別れさせるとわかります。付き合っている期間が長ければ長いほど寄りを戻そうとします。
実際にあった話し
私が現役の時に、主婦の方から「主人が浮気しているかもしれないので調査をして欲しい」と相談を受けた件があるのですが、調査結果は真っ黒でした。
この件は依頼を受けた当日に、ご主人が会社の事務の女性と浮気をしていた事が直ぐに判明したのです。何故直ぐに浮気の事実がわかったのかと言いますと。ご主人が使っている車に盗難防止のためにセキュリティ端末を着けていたのです。
簡単に言うと「GPS」です。そのGPSの認証番号を教えて頂き尾行をしたので結果が早く出たのです。
その後に奥様とご主人で話し合いをした結果、ご主人が「相手と別れてやり直したい」と決着がついたのです。しかし、話し合いの直後でご主人が用事を思い出したように出掛けたので、奥様がまさかと思いGPSで位置確認をしたのです。
GPSの位置情報は近所の土手を指していたので、こっそり土手をのぞきに行ったら土手にご主人の車が駐車してありました。何をしているのか気になり車に近づいて確認したら浮気相手の女性と半裸で抱き合っていたそうです。
やり直したいと言った直後の事でしたから、奥様は離婚を決意したそうです。
私も奥様からその話を聞いて驚きましたが、この様なケースは浮気調査に携わっているとよくあることなのです。夫婦の修復を考えているなら、浮気は若い芽の内に刈り取ってしまうのが1番の解決方法なのです。
だからこそ、浮気問題は先伸ばしをしてもいい結果にならないのです。
浮気の証拠とは!
ここでは、法的に認められる浮気の証拠を説明していきます。
裁判で認められている浮気の行為は『不貞行為』だけになります。
不貞行為は、法律的には「配偶者のある者が、その自由意志に基づいて配偶者以外の者と性的関係を持つこと」を言います。
この不貞行為は裁判所が離婚を認める要因の一つでもあり、浮気の証拠としても法的効力があります。
”決定的な浮気の証拠とは、この不貞行為の証拠になります。”
離婚するにも、相手と別れさせてやり直すにも言い逃れができない決定的な証拠が必ず必要になります。
決定的な証拠がないとどうなるのか!
いくら問い詰めても浮気の事実は明らかになることはなく、あなたは浮気相手の影を感じていながら何もできずに苦しく辛い毎日を耐えていかなければいけません。
今の苦しい気持ちを背負ってこの先をずっと生きていくのは辛すぎます・・・
『真実を明らかにするためにも証拠が絶対なんです!』
- 浮気相手に証拠をつきつけて、別れさせることができた。
- 決定的な証拠を出すことで謝罪してもらえた。今は凄い反省をして幸せな家庭を取り戻した。
- 離婚調停を有利に進める事ができ、慰謝料ももらえた。
- 今すぐ離婚するという訳ではないが、証拠が取れたので精神的に余裕が出来た。今後最適な選択を考えようと思う。(不貞の証拠は法的に3年間有効です。)
- 証拠がないので泣き寝入りするしかない。
- 責める事によって喧嘩になり、破局してしまった。
- 問い詰めても「証拠を出せ」「名誉毀損だ」「何で信用しないんだ」等の罵声を浴びさせられ一方的に悪者にされた。
- 夫婦関係がギクシャクしてしまい正確の不一致ということで一方的に別居され、離婚されて慰謝料が貰えなかった。
法律とは不条理な場合があり、悪くない者が責められて悲しい結果になることが多いのも事実です。
私は、毎日苦しい思いを抱えた依頼者を見てきました。
浮気の真実がわからずに、胸が張り裂けそうな辛い思いで毎日を過ごしているのが手に取るように感じ取れました。
殆どの依頼者は浮気の影は見えるのにハッキリしない不安と戦っています。
しかし、自分にはどうにもできないもどかしさや、浮気の事実が明らかになった場合にどうすればいいのかわからないのです。
辛い気持ちから平和な暮らしを1日も早く取り戻すためにも、最初の一歩を踏み出しましょう。
浮気の証拠
法的に認められる浮気の証拠は、あきらかに性的行為を行うであろう施設からの出入りの写真が必要になります。
例えば、愛人宅やシティホテル、ビジネスホテル等は「その行為だけが目的ではない」と判断されます。その場合は、施設からの出入り写真を複数枚撮ることで浮気の証拠と認められます。
ホテルの出入りの写真か動画
デジタルカメラでは偽造を疑われる事も有りますので、その場合連写で複数枚撮影された写真や動画等が効果が有ります。これも、言い逃れが出来る写真では証拠になりません。
ホテルへ入るところだけとか、出てくるところだけの写真では言い逃れが出来てしまいます。必ず、ホテルへの出入りの写真が必要になります。
不貞の証拠としては1回だけで問題はないのですが、離婚となると1回だけでは裁判で不貞を理由に離婚を認めてもらえない場合もあります。ある程度継続的に肉体関係を伴うものではないと、離婚は認めてもらえません。
浮気相手宅への出入りの写真か動画
ホテルを利用しないで、愛人宅やシティホテル等を利用している場合は1回の撮影だけでは証拠になりません。
こちらも1日だけでは証拠になりません。愛人宅であれば「熱が出て体調を崩したから看病していた」と言い逃れされます。シティホテルやビジネスホテルでは、「商談をしていた」と言い逃れができてしまいます。
言い逃れできないように、親密な付き合いと言う証拠が必要になるため、複数回出入りしている写真が必要です。食事に行っているところや肩を組んでいたり手を繋いでいる写真を補足することで裁判で不貞行為と認めて頂けます。
その他の証拠になる物
メールのやり取りのコピーだけでは不貞行為を立証させる事は難しく、性的行為があることがメールに書かれていなければ、単独の証拠としては認められないケースがあります。
ただ、補足証拠としては効果が有りますから、浮気を思わせるレシートやナビの履歴等もきちんと記録しておきましょう。
本人の自供
1番の証拠は本人が浮気を認める事なのですが、問い詰めたからといって絶対に認める事はありえません。その為にも証拠があなたの強い見方になります。状況証拠を突きつける事で相手に認めさせる事ができます。
私の依頼者で旦那さんが自白したとのことで、調査を中止した事が有りましたが、調停で自白したことを否定して、不貞行為と認めて貰えなかった件も有りました。
原因は自白の証拠となる書類や録音したものを残さなかったことにあります。ご主人を信用されていたのでしょう。ハッキリ言うと浮気は裏切り行為ですから、1度裏切ったら、歯止めが効かないということです。
その世界にいて人間の裏を見てきた私だから言えることです。許す事は必要ですが、「許すと信用するは違います。」必ず決定的な証拠は残しておきましょう。