ここからはGPSがある前提で話を進めていきます。
浮気調査をするにあたって必ずGPSは必要になりますから用意することをおすすめします。
ボイスレコーダーやICレコーダーを一緒に車に忍び込ませておけば、車の中での浮気相手との会話も録音できます。
会話の中で、次回の約束や待ち合わせ場所のヒントになる会話が聞けるかもしれません。
GPSの取り付け
GPSの取り付け場所については、前回説明した位置であなたの状況にあった1番都合のいい場所に取り付けて下さい。
まず、取り付けたGPSで見るところは怪しい動きをしているかどうかです。
浮気する日、曜日の特定
浮気する日は相手によって変わってきます。
そもそも浮気は家族にばれない様に行う為、休日は家族で過ごして浮気相手とは休日前の夜や休日後に会うケースがよく見られます。
休日前であれば金曜日の夜や土曜日の夜、休日後であれば月曜日の夜が怪しい日となります。
あくまでも予測にすぎないので、後は車に取り付けたGPSで浮気する日を特定していきます。
浮気現場の特定(ホテル、愛人宅等)
浮気現場となる場所の特定は、GPSの位置情報から確実にわかります。
その場所が安全だと思えば毎回同じ場所を選択しますから、GPSのデーターから特定することは難しくありません。
警戒心が強くて毎回ホテルを変えていると厄介なのですが、それもリアルタイムで位置情報を特定できるので、浮気現場は特定できます。
浮気相手の特定
浮気相手の特定をするには、当然尾行が必要になります。
浮気相手と最後に別れる場所が同じであれば、そこから尾行して突き止めることが可能です。
意外に2人の時よりも1人になった時のほうが警戒心は無くなってきますので、尾行が安易になる傾向があります。
但し、相手の自宅付近は注意が必要です。
見慣れない人が歩いていれば、必ず不信感が脳裏をよぎりますから不自然な行動は控えるようにしなければいけません。
GPSでわかる浮気の行動予測
GPSを取り付けて1周間から2週間の行動記録を取っていくのですが、データーをよく見ていると、そこから行動範囲が絞れてくるはずです。
浮気をしているのであれば、必ずGPSでしっぽを掴めるはずです。
ご主人の出発地点から中間点、そして到着点をマップで確認すればある一定の行動をしていることがわかります。
浮気する時の行動予測パターンを図にしてありますので参考にしてください。
例1
例1:毎週金曜日は帰宅が遅くなり、夜中に帰って来る。
GPSで会社からの足取りを確認することで、実際の行動がわかります。
結果:会社から待ち合わせ場所に向かい、浮気相手を車に乗せてホテルに行くケースです。
例2
例2:毎週日曜日に朝からゴルフと言って出掛けて行く。
実際にゴルフに行っているのか?真実を確認する。
結果:自宅を出てから待ち合わせ場所に行き、女性を車に乗せてホテルに向かうケースです。
例3
例3:GPSから見える事。
実際にGPSで行動を確認してみると、いつも車を同じコンビニに駐車している事がわかった場合。
この様に、待ち合わせ場所から相手の車に乗り換えるパターンの場合はGPSは意味がなくなります。
このケースは女性に多く見られますが、この場合の浮気調査はGPSを持ち物に忍び込ませる事が必要になりますので、それが出来ない場合は予め待ち合わせ場所の駐車場で待機しておき、そこから尾行をします。
浮気の証拠
これまでのGPSの記録から浮気していることはわかっても、GPSの記録だけでは浮気の証拠になりません。
浮気の確実な証拠は実際に不貞行為があったであろう場所からの出入りの写真、もしくは動画が絶対になります。
それ以外は証拠として認めてもらえないことが多いのです。
それが以下の通りです。
- ラブホテルの出入り
- 浮気相手との宿泊旅行
- シティホテルの出入り
- 浮気相手の自宅の出入り
- カーセックス
この「確実な浮気の証拠」をGPSの記録を素に証拠撮影をしていきます。
ホテルへ入るところ
ホテルに入る撮影はかなり難しいのですが、方法としてはホテルの入口を撮影出来る場所に車を停めてチャンスを狙うのが簡単なのですが、2人の顔が写らなければ意味がありません。
入る撮影の場合はどうしても後ろからの撮影になってしまいますので、正面からの撮影は出来ないことが殆どです。
正面から撮影できなくても、服装や持ち物、背格好で2人と判断できれば問題ありません。
その代わりに出る時には顔がはっきり分かる様に撮影しましょう。
ホテル内部での撮影
セカンドバックの横にビデオカメラのレンズが出る穴を開けてバックの中にカメラを仕掛けておきます。
お金に余裕があるなら、小型のビデオカメラ(3万円ぐらい)を購入してもいいでしょう。
協力者にホテルの中に一緒に入ってもらい2人でいるところを撮影してもらえばいいのです。
協力者がカップルでホテルに入れればいいのですが、カップルが無理なら1人でも問題ありません。
脇に抱えたセカンドバックも上着でカモフラージュしておけば怪しまれることはないでしょう。
ホテルのエントランスで待ち合わせをしている振りをして、時計でも見ていれば疑う事はしないでしょう。
バックを2人の方向に向ければ撮影ができるので、これでホテルへ入る証拠は撮影できます。
※注意点
- 撮影する時はホテルとわかる背景も撮影する。
- 必ず2人が一緒のところを撮影する。
ホテルから出るところ
ホテルから出るところは入る時より難しくなくて、正面から出てくるところを撮影すればいいだけです。
車から撮影するのが1番失敗がないので、ホテルの入口が映るところに車を停めて待機していて下さい。
出るタイミングは、対象となる人物もしくは車が事前に動き出すことを確認できれば尚更いいですね。
協力者は多ければ多いほど成功率は高くなるのですが、無理であれば入り口に気を集中して張り込んで下さい。
撮影方法
出てくる車の前をふさぐようにタイミングよく入っていき、後部座席のから撮影する方法があります。
日中の場合には対向車の後部座席まで見える事がありますので、撮影方法を工夫して下さい。
カメラを衣類などで隠したりすれば、気付かれずに撮影出来ます。
夜間では対象車両にヘッドライトを向けるため、まぶしくてこちらの車の中は全く見えません。
堂々と正面からの撮影が簡単に出来てしまいますので、日中よりも楽に撮影する事ができます。
※注意点
- 撮影する場合は運転席や助手席からではなく、目立たない後部座席から撮影しましょう。
- 撮影する時はホテルとわかる背景も撮影する。
- 必ず2人が一緒のところを撮影する。
- ビデオカメラは常に録画状態にしておきましょう。
浮気相手の特定
ある程度の期間をGPSで行動記録をとっておけば、大体の予測がつくはずです。
その予測によって調査計画をたてる必要があります。
尾行編
浮気相手の特定をするのに(特殊な場合を除いて、)時間はあまり掛かりません。
ホテルから出た後も尾行を続けて、2人が別々になったら浮気相手に尾行切り替えれば所在の特定が出来ます。
この尾行をあなたがやるのは、ご主人に顔が割れているため危険です。
そのため、ここで協力者の助けが必要になります。
ホテルから出てきたところを撮影できたら、そのまま追跡して下さい。
運転は協力者に任せて、あなたは後部座席でGPSの位置情報を協力者に伝えて尾行してもらいましょう。
必ずご主人の車の真後ろに付かずに、間に1台挟んで尾行を続けて下さい。
こっちにはGPSがありますから見失うことはありません。
浮気相手の尾行
車から浮気相手が降りたら、浮気相手の尾行に切り替えます。
相手が車移動か徒歩なのかで尾行手段が変わってきますが、徒歩の場合はあなたか協力者のどちらかが浮気相手の尾行をして下さい。
尾行する場合はある程度一定の距離を保ちながら気付かれないように尾行していきましょう。
浮気相手が家に入るまでを確認して下さい。マンションであれば、どの部屋に入ったかを確認してください。
家の状況から既婚者なのか未婚なのかも、ある程度判断できると思います。
浮気相手の職場を知りたい場合には、浮気相手の自宅から尾行する事で判明します。
ここまでできれば浮気調査も終わりになります。
注意することは、「あなたは浮気に全く気付いていない」振りをすることです。
そうすることで、ご主人の警戒心もなくなりますので証拠を取りやすくなります。
GPSの機能の比較やレンタルに関しては下のリンクを参考にして下さい。
まとめ
ご自分で調査するにもお金は掛かりますが、探偵に頼むよりは安くなります。
それは結果がとれるということが前提になるのですが、最後まで読まれた方は、自分で調査をするのはかなりの労力が必要だという事がわかったのではないでしょうか。
ホテル付近での張り込みは、近隣住民に怪しいと思われて通報される事もありますので十分に注意が必要になります。
今回は簡単な調査方法を紹介いたしましたが、ご自分で調査をやって下さいと言うよりは、「調査の難しさを理解して頂くことが目的なのです。」
少しでも不安や弱気になってしまうのであれば、探偵に依頼した方が失敗もなく確実に証拠を撮ってくれます。
GPSである程度の行動を把握しておけば「いつ、どこで、誰と」がわかりますので、普通に浮気調査を頼むよりもかなり安くすることができます。
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